No. 518 “You’re very glib.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

なぜか学校やテキストでは、中々出てこない
言い回しや単語でありながら、日常会話の中では
結構使われている、というのをご紹介している
のがこのワンポイントである、といえます。
で、本日の単語も、ネイティブなら皆知っている
単語でありながら、中々外国人には届いていない
単語の一つです。

というこで、
“You’re very glib.” というのは、ズバリ、
「口がうまいね」という意味で、
「うまい言い方するね」という感じで使います。

日本語で一番ピッタリくるのが、
「口がうまい」という訳で、
“She’s very glib.” で、
「彼女は口がうまいんだよな」を
一つ覚えておくのがお薦めです。

日本語でいう「口がうまい」というニュアンスは
今更ご説明の必要もないと思いますが、やっぱり
機転が利いている、というニュアンスがあって、
言葉の使い方が巧みで、あんまりしつこくなくて、
的を得ている、でも、けっして誤魔化しているわけ
ではない、みたいな感じの空気があると思います。

ま、もっとも、時と場合に応じて、ちょっと
誤魔化しのある言い方を指して「口が達者」という
意味で使うことはありますから、この辺は臨機応変
に捉える必要はあります。

で、英語の、
“He’s glib.” というのも、ほぼ同様で、
「彼は口が達者」
「彼は口がうまい」という意味で使いますが、
ほとんどの場合「表現が適切」という場面で、
たまに「なんか言いくるめられた」みたいな
場面で使う、という感じです。

で、こういう単語の使い方ですが、前にも
お話したように、単語っていうのは、日常生活
の中で自然に覚えていくものです。特に簡単な
単語、難しい単語と、それこを「仕分け」されて
いるわけではなくて、場面に応じて一番ピッタリ
くる単語が、使われているわけです。なので、
その場で耳に入った単語は、すぐ使うようにする、
というのは、新しい単語覚えていく一つのコツです。

ただ、実はこれには、多少の「リスク」がありまして、
みんなが使っているから、いつでもどこでも使える
だろうと思っていたところ、本当はちょっと品のない
表現であった、なんていう失敗もあるもので、これは
もう試行錯誤で、覚えていくしかないわけです。

というわけで、失敗を恐れていては、前進は
しないので、失敗したとしても、それを乗り越えていく、
というのを基本にして覚えていきましょう♪
これって、”I’m glib.” ってやつでしょうか？？
(^.^)

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