No. 416 “I’m back on track.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日はこの “back on track” というフレーズを覚えてみましょう。
“track” という単語を使ったワンポイントは、No. 149 と No. 357
で登場しました。本日使っている “track” も同様の意味で、元は
「（列車の）線路」という意味です。

で、“back on track” というのは、直訳すると、
「元の線路に戻った」ということで、つまり、
「元の位置に戻った」というような意味で、
「復活する」とか「軌道に戻る」とか、あるいは
「よりを戻す」なんていう意味にも使われます。

「よりを戻す」という意味で使われる場合は、
“back on the right track” という言い方をする場合が
多いかもしれません。
“We’re back on the right track.” であれば、
「我々も、元のさやに収まったね」というような意味になります。

今までの勘を呼び戻す、という感じで使うのが、
“I’m back on track.” ですから、例えば、ちょうど今回、
一週間ワンポイントを上げられることができなくて、
久々に、作業を進めるときなんかは、
“I’m back on track.” という感じですね　(^_-)-☆

「やっと、帰ってこれたよ」みたいに、久々に戻った
ときなんかは、
“I’m finally back on track.” と、“finally” をよく
使います。尤も、この場合の「帰ってこれた」というのは、
「今までの路線や、やり方に戻った」という意味で、
自宅に帰ってきた、という意味ではありませんので注意を。

例えば、ニュースのアンカーを務めている人が、
夏休みで一週間ほど誰かと交代していて、また戻って
きた場合なんかで、
“She’s back on track.” という言い方をします。
元の場所に戻ってきた、という意味ですね。

疑問形の場合であれば、
“Is she back on track?” となって、
「彼女、戻ってきたかな？」という具合に使うわけです。

もうひとつついでに知っておくと便利なのが、
“We should get back on track.” で、“get” を使った
フレーズ。 “get” は本当にクセモノで、簡単な単語では
あるんですが、その使い方は、ちょっと慣れが必要なんです。

“We should get back on track.” は
「もう、規定路線に戻ったほうがいいね」みたいな感じで、
「寄り道してないで、もとに戻ろうか」という意味になります。

ということで、このワンポイントでもすっかり、
“I’m back on track.”
となりましたので、また毎日続けていきましょう♪
(^_-)-☆

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