No. 415 “That’s it!”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

何かについて考え込んでいて、あ～でもない、こ～でもない、
と思いを巡らしているときなんかで、パっと閃いたときに、
「あ、そうだ！」
「それだ！」なんて言うことがありますが、そんなときに
使えるのが、本日の、
“That’s it!” です。

ま、とっさに叫ぶような状況で使いますので、
“That’s it!” が普通というか、自然で、
“That is it!” とはあまり言いません。もちろん、言えない
ことはないのですが、それは、ニュアンスとしては、
「ああ、そう、それだよね～」
みたいな感じときには使いますが、
パッと閃いて「それだ！」というときには、
“That’s it!” と言います。

これと似た場面の似た表現ですと、
“This is it!” があります。
これは、例えば、同じように、あれでもこれでもない、
と考えている場面ですが、
「あれ？これかな？あ、そうか、こうなるのか！」
みたいな感じのときに、
“This is it!” となります。

感覚的には、頭も中で閃くときが、
“That’s it!” で、
頭の外で、何かを発見したようなときの、
「これだよ、これ！」が、
“This is it!” という感じでしょうか。

「頭の外で」というのも変な表現ですが、
要は、何かを指して「これだよ！」という
場面だとイメージしてください。

“This is it!” のもう一つ別の使い方が、
「あ、ヤバイよこれ！」とか
「万事休すだよ！」というような場面での使い方。
最も、場面によっては、
「あ、これでイケるよ！」
「これでいただきだよ！」みたいな意味にもなります。

例えば、野球観戦に行って、９回裏同点のツースリーの
場面で、バッターイチローみたいなときですが、
ここで、イチローが打った瞬間、マリナーズファンに
してみれば、
“This is it!” で、
「やった！これでいった！」という感じですが、
相手チームにしてみれば、
“This is it!” は、
「あ、ヤバイ、やれらたかも」という意味になるわけです。

と、色々と場面を思い浮かべながら、なんか感覚的に
「な～るほど、そっか！」というときに、
“That’s it!” となるわけです。

ついでに、
“That’s it.” には、もう一つの意味が、それが、
「それでおしまい」という意味なのであります。

というわけで、本日のところは、“That’s it.”
としておきましょう(^_-)-☆

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