No. 249 “No excuse.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

“Excuse me.” という表現は大体の人がご存知だと
思います。「ちょっと失礼」とか「失礼しました」
という場面で使います。

でも、“excuse” を別の場面で使うことが結構
ありながら、中々使えないのが実情かと思います。
そもそも “excuse” という言葉の意味は、
「弁解、言い訳、口実」などという意味です。
従って、
“No excuse.” というのは、
「理由を説明しないこと」
「弁解なんかしないで」
「問答無用」みたいな意味となります。

例えば、
“I couldn’t finish the work.”
「仕事を終えられなかったんだ」
“I can see that.”
「そうみたいだね」
“But if I only had one more day,,,,”
「でも、もう一日あったら、、、」
“Please, no excuse.”
「言い訳はいいから」
というような感じで使います。

因みに、今、上に出てきた、
“I can see that.” というのも口語的表現で、
直訳的には、
「私には、それが見えます」になりますが、
日常会話的には、
「そうみたいだね」
「そうだよね」
というような意味になります。

で、お話し元に戻って、
“No excuse.” というのは、結構きつ目の表現で、
「もう、いいから」
「何にも言わないで」という感じで、
相手にビシっとクギを刺すときの表現。

あるいは、何かヘマをした人に対して、
「どうしてそんなことになったんだよ」とか
「ちょっと理由を説明してよ」とか
「言い訳できる？」とか言うときは、
“What’s your excuse?”
なんていう言い方をよくします。

それに対して、
「釈明のしようがありません」
「何も言い訳はありません」というときには、
“I have no excuse.”
という応え方をします。

なんでもそうですけど、何か前進しないと
いけないとき、何か上達しないといけないとき、
何かを越えないといけないときは、とにかく、
やるっきゃないわけで、出来ないことをグズグズ
言うのは “excuse” でしかないわけですね♪

というわけで、グズグズしている人に対しては、
“No excuse!” とバシっと言ってあげましょう(^_-)-☆

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