No. 074 "How about it?"

さて、このフレーズの発音も来週
やりますが、これは
「ハウバウレッ？」
と聞こえます。これをゆっくり発音して
「ハウ アバウト イット？」
と言ったら、全く通じません。
で、この意味は何かというと、
想像とちょっと違うかも
しれませんが、
「これ、どうよ？」
「どんな感じ？」
「どうだい、これ？」
というような意味です。

使う場面としては、例えば、
思いっきりドレスアップして
みせて、「どう？」と自慢げに
見せるときとか、ご自慢の料理
を作ってあげて、相手が一口
食べたときに、「（味は）どう？」
と聞いたりするとき、なんかが
イメージしやすいと想います。
雰囲気としては、ちょっぴり
ご自慢の物や事柄を指す場合が
多いと言えます。

ほとんど場合の使われ方が
上のような場面ですが、例えば、
パソコンの操作に四苦八苦している
人に対して使えば、
「ど？判りそう？」みたいな
意味になります。

似たようなフレーズで、
“What about it?”
（ホワラバウレッ？）
があります。こちらも発音は
来週確認しましょう。
直訳すると、
「それは何か問題がありますか？」
みたいな意味になりますが、
日常の感覚では、
「だから、どうしたの？」
「何か変？」
「んで？」
みたいな感じです。

“it” の代わりに、ＴＤＬとかを入れて、
“What about TDL?” であれば、
「東京ディズニーランドはどう？」
「東京ディズニーランドにする？」
というような意味になります。

リチャード・ドレイフェスとビル・マーレーの
コメディーで「おつむてんてんクリニック」、
原題は “What About Bob?” というコメディーが
ありますが、これは抱腹絶倒のお奨めです。
“What about Bob?”
「んで、ボブがどうしたっていうの？」
「ボブ、何か変？」
という意味ですが、これを頭に入れて見ると、
原題の意味がよく判ります。週末ＤＶＤレンタル
のお奨めです。
(^_-)-☆