No. 1393 “I might have.”

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BGM: " Eleven Small Roaches " by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

よく英語は、
“YES” と “NO” が
はっきりしている言葉だと
言われますが、じゃ、常に
そうかというと、やっぱり
人間社会の中での話ですから、
曖昧な答え方をすることは
あるもので、日本語でいえば、
「多分ね」とか
「そうかもね」みたいに
応えることがあるわけですが、
そんなときに本日の、
“I might have.”
なんかをよく使います。

で、この “might” の使い方が
今日のワンポイントになるわけ
ですが、例えば、
“Have you read this book?”
「この本読んだ？」
“I might have.”
「読んだかも」
“What do you mean you might have?”
「読んだかもってどういう意味？」
“I mean, I don’t really remember.”
「え、あんまり覚えてないんだよ」
“You ought to read it again.” (cf. No. 379)
「じゃ、絶対もう一度読んだらいいよ」
“I might.”
「かもね」
なんていう風に使います。

冒頭の、
“Have you read this book?” は、
“Did you read this book?”
とほとんど同じ意味と理解して
ＯＫで、これもけっして文法的分析
をしないのが日常会話を覚えるコツ
になります♪

で、そのどちらに対しても、
「読んだかもね」という意味で
“I might have.”
「多分ね」
が使えるわけです。

要は、以前、あるいは昔に、
やったことがあるかもしれない、
行ったことがあるかもしれない、
聞いたことがあるかもしれない、
というような場面で、
“I might have.”
「かもね」
を使って、何か将来、これから
するかもしれない、
行くかもしれない、
言うかもしれない、
というような場面で、
“I might.” で、
「たぶんね」
という風に使うわけです。

会話の語数を増やすと、それこそ
会話が上手になったように感じる
わけですけど、例えば、さっきの
会話例で言えば、
“Have you read this book?”
「この本読んだ？」に対して、
“I might have read that book.”
「その本は読んだことがあるかもしれない」
とか、あるいは、
“Are you gonna take a vacation?”
「休み取るの？」
と将来のことを話題にしている時に、
“I might.”
「多分ね」と一言で応えたり、
“I might take a vacation in May.”
「５月に取るかもね」
なんていう具合に使うわけです♪
(^_-)-☆

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