No. 1316 “Grow up, will ya?”

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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

実を言うと、本日のフレーズは
ちょっぴり乱暴なフレーズなので、
あんまり自分から頻繁には使わない
方がいいかもしれません ^_^;

まず、
“Grow up.” の部分ですが、これが
本日のワンポイントになりますが、
「成長する」
「大人になる」という意味。

最後の “ya” は “you”
の口語的、俗語的っぽい表現で、
この部分がちょっと品を落とす
言い方になっています。

なので、
“Grow up, will ya?”というのは、
直訳すれば、
「成長してくれる？」
なんですが、日常的には、
「もっと大人になってよ」とか
「もう子どもじゃないんだから」
「いい加減にしてくれる！？」
みたいなニュアンスで使います。

この “grow up” の
「成長する」というのは、
結構いろんな使い方があって、
“He’s a grown up.” であれば、
「彼は、立派な大人」
という意味になります。

久々に会った孫の成長を目にした
ときなどであれば、
“Wow, you’ve grown up!”
「うゎ、大きくなったね～」
とか、もう一つよく言うのが、
これをひっくり返して、
“Wow, have you grown up!”で、
「また随分大きくなったねぇ～」
という感じです。

子どもに対して、
「大きくなったら何になりたい？」
なんていうのは、万国共通の
質問ですが、一番自然な聞き方が、
“What do you want to be when
you grow up?”
で、それに対しては、
“When I grow up, I wanna be a
baseball player.”
「大きくなったら野球選手になりたいな」
とか、
“I wanna be like Ichiro!”
「イチローみたいになりたい！」
なんて応えたりするわけです。

そういえば、最近の子どもは、
「早く大人になりたい」って
思うものなのかどうかは
判りませんが、私が子ども
の頃っていうのは、何に
なりたいかっていうと、まず
は「大人になりたい」という
子が沢山いたもので、
“First, I wanna be a grown up.”
「まず、(立派な)大人になりたい！」
なんてよく耳にしました。

子どもたちから、
「大人にはなりたくないな」
“I don’t wanna be a grown up.”
とか
「ああいう大人にはなりたくない」
“I don’t wanna be a grown up like them.”
と言われないように、大人は
大人で頑張らないといけないかも
しれませんね(>_<)
(^_-)-☆

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