No. 495 “Take it or leave it.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズも直訳してみるところから
はじめてみましょう。

で、まずは、
“take it.” ですが、これは、
「それを持っていって」になります。で、次に、
“leave it.” で、これは、
「それを置いていって」という意味になります。

まずは、この基本表現だけでもスムーズに使える
ようになるところから始めてみましょう。

そこで、
「それを持っていって」ですが、これをもっと
はっきり、
「（あなたと一緒に）持っていってください」
「持ち帰ってください」というときには、
“Please take it with you.” となります。

あるいは、
「これを（私と一緒に）持ちかえってもいいですか？」
であれば、
“Can I take this with me?” となります。

で、次に、
“leave it.” ですが、これは、
「そこに置いていってください」であれば、
“Please leave it there.”
という具合に “there” をつけ足すのがコツです。

あるいは、
「ここに置いていってもいいですか？」であれば、
“Can I leave it here?”
なんていう言い方をするわけです。

で、やっと本日のフレーズですが、
“Take it or leave it.”　は、直訳すると、
「それを、持っていくか、置いていって」
というような意味になるわけですが、
この表現は、大なり小なりの交渉の場でよく
使われます。「小」の交渉では、例えば、
バナナの叩き売りなんかが、その一つかもしれません。

この場合は、お客さんの反応をみながらどんどん
値段を下げていって、もうギリギリのところまで来たら、
「もってけドロボー！」みたいになるわけで、そんなときに、
“Take it or leave it!” で、
「これで買うか、買わないか決めてくれ！」となるわけです。

というわけで、もう、本当に最後の選択を迫るときに、
“This is our final offer, take it or leave it.”
「これが我々の最後の提案になるので、もう決めてください」
という具合に使ったりします。

アジアの巷によくある土産物屋で、英語が通じる所であれば、
“This is your price? Take it or leave it?”
「この値段？これ以上どうにもならないの？」
なんて声をかけて、遊んでみるのも余興になるかも。
“For you, Mr., I can give special discount.”
「いや～、お客さんには、特別にお安くしますよ～」
みたいな感じから、値引き交渉開始、となるわけです。
ご旅行の際には、是非お試しあれ♪(^_-)-☆

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